企業からの博士課程の企業からの求人は多いのか少ないのか問題

博士課程で勉強中の私ですが、この度2022年度卒入社に向けて就活をすることになりました。(博士課程の就活としては出遅れ気味だと思います。)

博士課程に進学するか悩んでいるときに「博士って就活どうなの?」って考える人もいるんじゃないかと思います。そんな人に参考になるかもしれないデータを載せます。

内容は私のいる、とある大学の理系学部の、とある学科に来た2022年新卒求人の対象のうち"学部"、”修士”、"博士”の各割合です。

学部 84.8%

修士 92.4%

博士 50.6%

分母(求人票数) 79

※分母の求人票数の中には同じ企業がカウントされています。例えば11月に博士課程のみの求人票を出し、1月に学部、修士、博士の求人票を出しているなど。

※集計は2021年2月に2022年度卒の求人を対象に行いました。

私の大学では理系だと修士まで進んでから就活して企業へというパターンが一番多いですが、求人票からも修士まで進んだ人材が企業に最も求められているのがわかりました。実際には求人票には博士と書いていなくても採用を行う企業もあるのではないかと推測しています。

また、コロナ禍の影響を大きく受けている時期の求人と思われるので、上のデータは不景気の際の博士課程の求人の割合と考えられます。

集計は2021年2月に行っているため、今後さらに学部、修士の割合が増加するのではないかと思います。後日、覚えていたら再度集計を行ってみようと思っています。

私としては博士課程の求人票数、結構多いなという感想ですがどう思いますか?