うつ病になって感じたうつ病とは

私はうつ病と診断されてから1年が経過しました。

うつ病になる前はうつ病というと、精神を病んでやる気が出なくなるというイメージを持っていました。

実際にうつ病になって思うことは、精神を病むというと本質を表していないように思いました。ごちらかと言えば脳の病気であるという認識をもつようになりました。

今は、マラソン選手がマラソンのトレーニングの負荷で膝を壊すことがあるように、野球選手が投球のしすぎで肘を壊すことがあるように、ストレスで脳を壊すというものがうつ病だと考えるようになりました。

また、脳の病気といってもその症状は、やる気の低下、不眠、思考力の低下、集中力の低下など多岐にわたるように思います。

さらに、うつ病は治ったかどうかが自分で分かりにくい病気だと感じます。風邪ならば、熱や咳、鼻水、悪寒、だるさなどの症状が出て治ると症状が出なくなるのではっきりとわかります。しかし、うつ病は低下した集中力が完全に戻ったかどうか指標がなく、治ったかどうかという判断が非常に難しい病気だと思いました。